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■ふくと下関

ふくと下関

三輪享良著

「ふく」といえば下関、下関といえば「ふく」と言われるほど全国的に有名である。ふく料理から、歴史、美術、よもや話まで盛り沢山の内容を味わって下さい。「ふぐ中毒は土に埋めろ」「三人の歌舞伎役者が描いたふぐの掛軸」など画家でもある著者の絵とともに、ふくのエピソードや蘊蓄をめしあがれ。
小スキラ判 120頁  定価1,890円(本体¥1,800+税)
ISBN 4-88024-199-7

ほんパラ!痛快ゼミナール〔朝日系列〕 にて紹介されました。
〔2001.12.9(日)〕

ふくと下関本文

目 次

フグを描くにいたるの記/ 生きたフグとの出会い/フグの正月/ ふく供養祭/ 海峡の街、ふくの街

第1章  フグの町
フグは下関、下関ならフグ/ ヤミ屋のおかげで毎日フグ刺し/ フグ尽くしの町、わが下関/ ジャンボふく鍋で市の活性化を図る

第2章  フグを食べる
フグの食べ方の移り変わり/ フグ刺しの飾り盛り/ 牡丹盛・孔雀盛・菊盛・肥後菊盛・美濃菊盛・鶴盛・青海波盛・波之華盛・洗い/ 今も昔も“高級魚”のフグ/ 故郷の味はフグ、京の味はマツタケ/ 目福・口幅・味福を同時に満足/ 一死に値する珍味“しらこ”?/ フグの味の違いの食べ較べ/ 夏フグを試食して/ フグの卵巣を食べた話/ フグの子漬けを食べるの記/ 別府ではフグの肝を食べていた/ 白石正一郎日記に見るフグ

第3章  フグを探る
フグはフグの姿をしている/ 『本朝食鑑」に見るフグ/ フグはなぜ膨れる魚なのか/ フグのセックスでの愛のしぐさ/ フグ釣り談義/ フグの口に針金のマスクを/ フグは目をつぶることができる/ フグ毒のあれこれ/ フグ中毒は土に埋めろ/ 罪を着せられた、“てふ”

第4章  フグのアート
フグ美術品のコレクターは今も昔も/ 平尾光司コレクション/ 対馬自龍・中島通善・宮崎進・西野新川・佐藤勝彦・サラブレイヤー・東あゆみ・辻清明・今井政之・金子信彦・薮内佐斗司・三輪享良/ 佐藤治さんと“河豚笛”/ フグ絵画展の出品目録/ 松林桂月の画風/ 橋本関雪のフグの絵/ 三人の歌舞伎役者が描いたフグの掛軸/ 五輪メダリストが描いたフグの絵/ 『ふく群図」始末記/ おわりに/ 参考文献

ふくと下関

ふく
■著者略歴 三 輪 享 良 (みわたかよし)
1931(昭和6)年 大連に生れる。山口大学文理学部西洋哲学科中退。後、ヴァイオリニスト外山滋氏に師事、レッスンを受ける。下関交響楽団、北九州交響楽団のコンサートマスターを勤める傍ら、油絵に専念。
1960(昭和35)年 第一美術会員
1967(昭和42)年 パリに遊学。前後3年パリに滞在、帰国後画業に専念。
1973(昭和48)年2月 パリにて個展『日本の城下町』(エディション・ランジェ社パリ支局)
1989(平成元)年 スペイン・マドリッドに移住。3年間滞在後、帰国。この間、個展数十回開く。
1991(平成3)年5月 朝日新聞「スペインの日本人」連載。(65回)
山口新聞「スペイン便り」連載。(100回)
1995(平成7)年
1月3日〜2月29日
山口新聞「下関ふく寸描」連載。(57回)
1996(平成8)年1月 朝日新聞下関版「絵と音楽のはざまで」連載。(137回)
1997(平成9)年7月 海峡メッセ10階・国際会議場にて「ふく群図」除幕式。

■著書

海峡メッセの壁画画集「城下町素描」
 1972(昭和47)年3月
画集「冬の旅」
 1977(昭和52)年2月