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英語のサウンドとリズム』および『英語ゲームの教科書』の使い方

 『英語のサウンドとリズム』および『英語ゲームの教科書』は、ともにCD付きですから、自習用教材として使えるように作っています。自分ひとりで学習する場合は前書、グループ学習なら後書が適しています。
 前書は英語の「単音」(キーサウンド)と「リズム」の基本を学ぶ自習書ですが、結果的に「会話英文法」が身について、英作力が養成されるので、音声面に習熟すると同時に、自分の言いたいことを英語で言えるようになります。
 一方、後書は小学生のうちに終えておけば、中学校3年間の学習内容のすべてが履修済みになって、中学校では高校で教わるリーディングに取り組む時間的・能力的な余裕が生じるため、英会話面などの予備学習段階なしで英語圏の大学に留学することが可能になります。
 両書とも、当社のホームページをクリックしていただけば、内容の概要を知ることができます。

◎『英語のサウンドとリズム』

◆対象ユーザー:一般

◆学習内容:[1]英語の単音(キーサウンド)の発音練習 [2]英文型におけるリズム習得 [3]会話英文法の理解

◆学習法:[1]「口の形と動き」を繰り返し練習する。 [2]「ボイスプリント」を見ながら、文型のリズムを身につける。 [3]英会話に使われる文型の成り立ちを知る。

◆関連教材:『英語ゲームの教科書』、“How to Teach English to Japanese Students”

◆備考:英文はいくつかの「チャンク」(語群)から成り立ち、各文型はそれぞれ合理的な並び方で独自のリズムを形成している。そのリズムを「ボイスプリント」で見て、声に出して練習するとき、事前に個々の単音の正しい発音を身につけておかないと、文中で形成される「連音」の正確な発音を認識できない。したがって、本書はまず(1)「単音」を繰り返し練習しながら、(2)文で発生する音声上の「リズム」を攻略すると同時に、(3)「会話英文法」をおのずと潜在意識下に取り込めるように構成してある。

◎『英語ゲームの教科書』

◆対象ユーザー:小学校英語を教えるインストラクター

◆学習内容:10歳までの英語話者が使う英語をターゲットとして、[1]45種(子音27・母音18)の単音(キーサウンド) [2]72種の基本文型 [3]使用頻度の高い2500単語の3つのテーマを慣用句に用いて練習する。

◆学習法:[1]ダイアログの中で「単音」を繰り返し練習しながら、英語の慣用句を覚える。 [2]チャンク(語群)を組み立て、それをいくつか組み合わせることで文型の法則に習熟する。 [3]ゲーム&アクティビティを利用して英語圏での日常生活を擬似体験する。

◆到達目標:小学生が週1回約45分の授業で6年間(1年10カ月)学べば、英語圏の子供による英会話に参加できるようになる。

◆関連教材:“How to Teach English to Japanese Students”(英語話者のインストラクターが利用するための『英語ゲームの教科書』の英語版で、これには『英語のサウンドとリズム』の一部が組み込まれている。

◆備考:本書は教師用教材であって、感性の豊かな小学校低学年以下の子供たちには文字を見せないほうがいい。小学校5・6年生以上なら、すでに論理的に学習する力がついているので、本書は自習用として使える。学習仲間を求めて、ダイアログやゲームをいっしょに学べば、一人で学ぶ約10倍の効果が出る。

言語は実用に供する道具にほかならない

 当社の英語教材では、「言葉は使えてナンボのもの」という考え方に基づき、「発音」と「文型」と「単語」の3つを有機的に関連づけて学びます。発音・文型・単語の連携性は、いわば言語という鼎の三本脚のようなもので、どれかひとつが欠けても、学習効果はたちまち激減します。
 すなわち、発音の練習では、キーサウンドとなる45の「単音」(子音27・母音18)、および音が連続するときの「連音」の規則を学びます。文型の学習では、単語の並べ方ではなく、チャンク(語群)の作り方を学びながら、それらを組み合わせて文に作る力を養成します。単語の習得では、ゲルマン語系(日本語の平仮名に相当)とラテン語(日本語の漢字に相当)とに分けて学びます。いずれも「語源」を知ることによって、1語から50語くらい派生させて、ひとまとめで意識下に認識させます。実際に使われる慣用句を使って、3つのテーマを同時に学びます。
 どんな言語も形態的に不完全で、文法は簡略化すればするほど例外だらけになります。言葉は完全でないから、時代の移り変わりとともに、常に変化を続け、現在も少しずつ変わりつつあります。言語は理屈で身につくものではなく、母国語は文法に通暁しなくても使えます。
 当社の英語教材は、母国語話者が言葉を覚えるのとほぼ同じ方法で学習するように作っているので、すべてが相互に関連しています。対象となる学習者・学習時間・学習場所などを考慮したうえで、それぞれの使い方の向きに合わせて編集がなされています。