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英語学習室(2-5)シンタックス法(6)Simple
is Best(2)より
will beとwillとの違いは?
レストランで席に案内されたあと、担当のウエイターがやってきて、注文を聞く前に、挨拶を兼ねて自分の名前を告げますが、続けて次のように言うのがふつうです。
(1)I'll be your waiter.(2-1)
この文は「私があなた(方)のウエイターです」と言っているだけですが、日本のレストランで同様のニュアンスをお客に告げようとすると、「いらっしゃいませ」に続けて、「私がこのテーブルを担当する(予定の)○○でございます」と長たらしくなります。もちろん「私が担当の○○です」と言ってもかまいませんが、will
be の未来形を日本語に移すなら、少なくとも「(担当)する」としたいものです。
ちなみに、ウエイターが現在形で自分の立場を述べる場合はクレームがついたときなどですが、参考のためにシンタックス法による区切りを入れて前記の英文の現在形と過去形を併記しておきます。
(2)現在形… I'm / your
waiter. ……<am>
(3)過去形… I was / your waiter. ……<was>
(4)未来形… I'll be / your waiter. ……<will
be>
< >内は“時制”を示す動詞類が短縮される以前の姿です。(2)の現在形と(3)の過去形が
be 動詞だけしかないのに、(4)の未来形には will という助動詞が添えられ、それと組み合わせて
be 動詞が原形は be が使われています。助動詞がくっついているぶん、(2)(3)と(4)の形は違っていますが、be
動詞を含むという点では三者は共通しています。
では、ついで be 動詞と一般動詞を比較してみましょう。
(5)I'll be / right
back.(2-1)
(6)I'll / call back later.(1-8)……自動詞
(7)I'll / see you /
next week.(2-10)……他動詞
(5)は“不完全自動詞”と言われる be 動詞ですから、文法上は本動詞の仲間です。(6)(7)はいわゆる一般
動詞で、(6)が“完全自動詞”、(7)が“完全他動詞”ですから、どちらも本動詞の一種です。したがって、三者は本動詞という点で共通
していますが、will という助動詞が動詞の前に置かれるとき、先に述べたように(5)の
be 動詞では will be をセットにしてとらえる点がシンタックス法の考え方です。
一方、(6)(7)の形は<S(主語)+ will>までをひと区切りとし、そのあとに続く動詞と切り離して考えます。なぜなら、“I
can 〜 .”“You should 〜 .”“It may 〜 .”などといった<S+助動詞>の形と同じになるからです。
この考え方は“I can't 〜 .”“You shouldn't 〜 .”などの否定形でも、“Can
I 〜 ?”“Would you 〜 ?”“Could we 〜 ?”などの<助動詞+S〜?>の疑問形でも同じです。
さらに、助動詞の do が否定形で一般動詞の前に現われてきて don't(doesn't)となったり、疑問形で“Do
you 〜 ?”“Does it 〜 ?”などとなる<Do +S(主語)〜?>の形でも同じに考えます。なお、“強調の
do”は動詞の前に置かれますが、この形はまさに助動詞そのものです。
以上の理屈がわかったうえで will の使われ方を見てみると、一目瞭然、英文のシンタックスの一側面
がよく見えてきます。参考のため、will の使われている文をおもにブック1と2から抜き出しておきましょう。
(8)Be / right back.(1-5)
(9)Your waiter will be / with you /
in a few moments.(2-1)
(10)I won't be / here /
next week.
(11)Will you be / paying /
be cash / or credit card /
today?(2-5)
(12)Will that be / cash /
or charge / today /
ma'am?(2-5)
(13)I'll / have the New York steak, /
please.
(14)I'll / take this one.(2-5)
(15)I'll / take your menu /
and / have soup /
here / shortly.(2-2)
(16)I'll / connect you.(1-8)
(17)I'll / just /
get that / for you.
(18)We'll / call you /
when / your table is /
ready.(2-1)
(19)I won't / accept the charges.(12-2)
(20)Will you / accept the charges?(12-2)
(8)〜(12)が<S+ will be 〜.>の型で、(13)〜(20)が<S+
will 〜.>の型です。ちなみに、(8)は(5)の省エネ文です。
will not の短縮形が won't ですが、(10)は<S+ won't be 〜.>の否定形で、(19)が<S+
won't 〜.>の否定形です。
(11)(12)が<Will +S+ be 〜?>の疑問形で、(20)が<Will +S
〜?>の疑問形です。will が使われた文型はこれでバッチリ攻略できたはずです。
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