|


『英単語マニア』[FAQ]

『Kanji Calligraphy』

|
英語学習室(3-3)シンタックス法(8)Simple
is Best(3)より
完了形の皮を1枚ずつ剥がしていくと
ブック3の中には次の5つの完了形のフレーズが見られますが、いずれも疑問文の形をとっています。
(1)Have you / tried this fish?(3-8)
(2)Have you / ever /
been / to Japan?(3-8)
(3)How long / have you /
had this problem?(3-4)
(4)How long / have you /
had the pain?(3-4)
(5)How many times / have you /
been / here?(3-7)
(1)と(2)は yes・no 疑問文で、(3)〜(5)は wh 疑問文です。wh 疑問詞の部分は文の要素としての役割はA(Adverbial
=副詞類)ですから、これを外してみると、(1)(3)(4)が他動詞、(2)(5)が自動詞(been)による文であることがわかります。
完了形の have は助動詞ですから、ほかの助動詞の疑問文と同じく文頭が<have(助動詞)+S(主語)〜?>の形をとるので、ここではすべて“Have
you 〜 ?”になっていますが、この枕言葉を取り除くと、<V(他動詞)+O>もしくは<V(自動詞)+A>の形が残ります。
(1)tried this fish
(2)ever / been /
to Japan
(3)had this problem /(how long)
(4)had the pain /(how long)
(5)been / here /(how
many times)
ラッキョウの皮をむくように、告げたいメッセージの核を取り出してみると、英語という言語がじつに合理的にできていることがよくわかります。参考のために音則も併記しておきましょう。
(1)Have you|tried|this
fish?
(2)Have you|ever been to|Japan?
(3)How long|have you|had
this|problem?
(4)How long|have you|had
the|pain?
(5)How many times|have you|been|here?
シンタックス法では英文の構造をこのように分析していきますが、これはあくまでも英語をわかりやすく解釈するための道具にすぎません。理解できたら捨てていただいて結構です。そもそも、英語話者はいちいち文の機能を考えて話しているわけでなく、言語は無意識かつ自動的に使えるようにならなければなりません。したがって、音則は実際に話されているナマモノですから、そのリズムで言えるよう練習してください。「門前の小僧、習わぬ
経を読む」の格言どおり、言葉は「習うより慣れろ」なのです。
|