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■英語学習室(7−4)シンタックス法(17) “Simple
is Best”(7)より
2003.1.16
■病気や怪我の状態を告げる文型
誰かが怪我するか、病気になったときの症状の告げ方をブック7のレッスン4・5・10で21例ほど示しましたが、全部を丸暗記するのは大変ですから、文型別
にパターンで認識することをお薦めします。とりあえず21の例文をすべて掲げておきましょう。
(1) My husband / has a bad headache.
(2) My son / has a high fever / and chills.
(3) My daughter / has a bleeding nose.
(4) I / have a pain / in my stomach.
(5) My husband / has a sharp pain / in his stomach.
(6) My son / has a lot of pain / coming from his stomach.
(7) I / twisted my ankle.
(8) My boyfriend / twisted his ankle.
(9) My aunt / broke her leg.
(10) My daughter / fell down / and / hit her head.
(11) My husband / fainted.
(12) My hand / hurts / a lot.
(13) My two year old daughter / got / bit / by a dog.
(14) My mother / got / stung / by a jellyfish / on the beach.
(15) I can't / see.
(16) My father can't / move.
(17) I can't / move my arm.
(18) My husband is / always / throwing up.
(19) My husband's arm is / bleeding.
(20) My husband is / breeding / badly / from his leg.
(21) My husband has been / throwing up / constantly.
主語は(12)と(19)だけが人体の部位で、残りはすべて人です。場面
の設定上、自分(I)もしくは自分に関係する人(My+人の身分)だけで示しましたが、ほかの代名詞や名詞に代えて言う練習もしてください。
(1)〜(14)までが動詞文で、そのうち(1)〜(6)が現在形の have(またはhas)を使ったVO型の構造を持つフレーズです。(4)(5)は痛む場所を前置詞句の副詞類(A)を使って説明しています。
(6)は痛みがどこから来ているかを述べた文型です。come from(から来る)を句動詞(この熟語は他動詞)と考えるのが近年の解釈ですが、come
はもともと自動詞ですから、from his stomach はもともと前置詞句として使われていたはずです。
(7)〜(11)は動詞文ですが、怪我したり、気を失ったりしたのは、いま言葉を話しているより前の出来事ですから、過去形で言います。(7)〜(9)のフレーズはVO型ですから他動詞、(11)はV型のフレーズですから自動詞が使われています。(10)には両方の動詞が入っています。
(12)も動詞文です。いま現在より前の出来事なのに、現在形を口にしています。お医者を目の前にしたとき、たとえば“My
hand / hurts / right here.”(手のちょうどここが痛む)のように、hurt
を自動詞として使うと、現在形で言うのがふつうです。a lot を名詞と見なせば、(12)はVO型ですが、right
here と同じ立場と見れば副詞ですから hurt は自動詞になります。じつを言うと、英語話者は口癖で言っているにすぎず、自動詞・他動詞の区別
はまったく考えていません。
(13)と(14)は<got+過去分詞>に<by+名詞>を併せた文型です。このフレーズは
got が be 動詞の代用をする「受身形」と見なせます。got bit または got
stung の部分だけ見ると、bit と stung が自動詞 got の補語(C)のように見えるので、<S+V+C+A(by
以下)>という文型と見なしてもかまいません。
(15)〜(17)は「助動詞文」です。主語に can't という「否定の助動詞」を添えているだけで、これを外すと単なる動詞文です。なお、move
がごく自然に自動詞になったり、他動詞になったりする点に注目してください。
(18)〜(20)は「進行形」です。吐いたり、出血したりする状態はいまも進行中の状態なので、<S+
be 動詞+現在分詞(-ing)>という文型をとるのは当然です。
(21)は進行形をさらに完了形にして、「現在完了進行形」として使っていますが、初級者はひとまず進行形だけをモノにしてください。現在完了進行形が言えるようになれば、表現の幅が大きく広がるので、中級者以上はこのフレーズで口調作りの練習をするといいでしょう。
第7巻に取り上げた病気や怪我の状態を告げる言い方として以上の7種を示しましたが、これらの言い方を身につけておけば、たいていのことは間に合います。
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