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■英語学習室(11−2)Simple is Best(11)よりシンタックス法(12)

2003.4.25

■電話をかけて相手が不在のとき

 ブック11のレッスン1〜7は「電話をかけて相手の所在をたずね、不在もしくは所用中なら電話をかけなおす」場面 の練習です。この種の会話で必要なフレーズを抜き出して検討してみましょう。

 (1) This is / Hiroko Sato. (11-1)
 (2) May I / speak / to Mr. Jones, / please?(11-1)
 (3) He's not / here / right now.(11-3)
 (4) Can you / call back / later?(11-5)
 (5) I'll / call back / later.(11-3)
 (6) I'll / tell Grace / you called.(11-7)
 (7) Thank you / for your call.(11-4)

 (1)は自分の名前を告げるときの「名乗り」のフレーズです。応用形には下記のような例が出ています。

 (1-a) This is / Bill Smith / from IBM.(11-2)
 (1-b) This is / Tim Bradley / calling / from United Corporation.(11-2)
 (1-c) This is / Mike Jones / calling / from New York.(11-2)

 from のあとに会社名や居場所を続けます。なお、calling を speaking とする置き換えは可能です。もしこちらが名乗らなかった場合、ふつう相手から次のようにたずねられるでしょう。

 (1-d) May I / have your name, / please?(11-4)
 (1-e) May I / ask / who is / calling?(11-3)

 (2)は電話した相手に電話口に出てもらう「呼び出し」をお願いするときの決まり文句です。may はそっくり can と置き換えることが可能です。

 (2-a) Can I / speak / to Mike, / please?(11-1)

 また、別の言い方として、次のような決まり文句もあります。

 (2-b) Is Mr. Smith / there?(11-1)
 (2-c) Is Mr. Nakayama / available?(11-2)

 (3)は「不在」を告げるときのフレーズです。よく使われる応用形には次のような例があります。

 (3-a) She's not / here / right now.(11-3)
 (3-b) There is / no Smith / here.(11-1)

 会社を辞めた人に電話がかかってきたとき、次のように言えばはっきりわかります。

 (3-c) Mr. Malone doesn't / work / here / anymore.(11-6)
 (3-d) Mr. Cook / no longer / works / here.(11-6)

 (4)と(5)は電話した相手が不在もしくは所用があって本人がすぐに電話口に出られないときの「折り返しの電話」に関するやりとりですが、later の代わりに in ten minutes、in an hour、tomorrow などがよく使われます。
 本人が自らあとで電話すると伝えるときは“Talk to you later.”(11-7)などと言います。
 (6)は電話があったことを本人に「伝言」するときの慣用句です。
 (7)は電話してくれたことへの儀礼的な「感謝の挨拶」です。下記はその応用例です。

 (7-a) Thank you / for calling.(11-4)
 (7-b) Thank you / for calling Genki Corporation.(11-4)

 電話をかけたとき最初に言う“Hello.”や“Good morning.”、そして最後に言う“Bye.”や“You're welcome.”も忘れないでください。また、“Sorry.”“Really?”“Sure.”“Okay.”“Alright.”“No problem.”“I see.”などといった調味料を適当に振りかけて使うと、会話が味のあるスムーズな流れになります。
 「なんだ、これしきのこと」と思うかもしれませんが、実際は頭で思うほど簡単ではありません。レッスン1〜7に含まれるフレーズを使って、誰かといっしょに模擬練習をたっぷりして、これらの言葉が無意識に口から出てくるようにしてください。英会話の上達は「プラクティス」あるのみなのです。