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『英単語マニア』[FAQ]

『Kanji Calligraphy』

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■英語学習室(12−2)語源法(10)“Simple is
Best”(12)より
2003.4
■英語の数の数え方
英語と日本語とでは、数量を表わす「単位」が違います。英語で
one million と言われても、一瞬どんな大きさの数だかぴんときません。また、
one million が日本のいくら(100万です)に相当するかを換算するとき、瞬間的に頭が混乱しがちです。
結論的に言うと、英語の数を読むさい、日本式の数の読み方を忘れるしかありません。日本語の数は「一・十・百・千」のあと、5桁目ごとに変化して「万・億・兆」となりますが、英語は4桁目ごとに単位
が“thousand, million, billion, trillion”と上がっていきます。つまり、日本語では1から9999まで、英語の数は1から999までの読み方が共通
する部分です。
英語における数の単位は、10×10×10=1,000のように、「立体的」に把握された形です。そして、この1,000(thousand)を改めて1と見なし、さらに10×10×10すると1,000,000になり、これが
one million です。
million という語は、距離を示す mile という語から派生しています。mile
はもともと1,000歩を意味していましたが、それに拡大辞の -ion という接尾辞を付けて
million という語ができました。
billion の語源は<bi(二)+ million>、trillion のそれは<tri(三)+
million>です。これらはラテン語由来の言葉で、英語に大きい数を示す言葉がなかったために導入されたものです。
ちなみに、thousand は「たくさん」「何百」という意味から出た言葉で、tumefy(膨れあがる)や
tumor(膨れ、誇張)などと同語源の語です。「お腹」を意味する tummy(ぽんぽん)という幼児語もこの仲間です。
それはさておき、アメリカのアダルト・スクールでは、一般的にかなり早い段階で「大きい数の読み方」の練習させます。特別
な方法ではなく、ただ数字を目で見て、声を出して読むだけですが、日本人には日本式の数の読み方が頭に深く埋め込まれているので、そちらが先に頭に浮かんできて邪魔になります。
そのため、私たち日本人は英語の数の認識で悩むことになりますが、次に示す5段階の練習法を試してみてください。
(1) まず最初に、下記に示した数の順序どおり、声に出して読む練習しますが、これによって「数の単位
」を認識します。
1,000 10,000 100,000
1,000,000 10,000,000 100,000,000
1,000,000,000 10,000,000,000 100,000,000,000
(2) 下記に示すように、小から大へ順序どおり単位を上げながら練習します。最初の数字だけ入れ替えて練習することで、英語の「数の大きさ」に慣れていきます。
2,000 50,000 200,000
8,000,000 40,000,000 600,000,000
6,000,000,000 80,000,000,000 300,000,000,000
(3) ついで、任意の数字を読む練習をすれば、「一目見ただけで英語の数字を読める」ようになります。やはり小さいほうから大きい数字へ単位
を上げながら練習します。
2,345 34,567 456,789
5,678,901 67,890,123 789,012,345
8,901,234,567 90,123,456,789 123,456,789,012
(4) こんどは数字の大きさをばらばらに散らして練習します。この訓練の段階で「英語の数を無意識に読める」ようになります。このとき、ソロバン珠をはじくと、理解が深まります。なぜなら、「ソロバンの単位
は英語式で印を付けている」からです。
5,832,651 29,084 9,925,005,424
73,333,333 94,828,435,220 6,215
318,944 158,662,966 458,009,863,293
(5) 最後に、新聞や雑誌、または書籍などに出ている数字を任意に読む練習をします。
以上のトレーニングによって、英語の数を無意識に読めるようになり、その面
においてバイリンガルになれます。ビジネスに関わる人はに、数の認識は欠かすことのできない作業です。
ブック12ではやたらに数字が出てきますが、英語の数を正しく発音できているかどうかの再点検をする必要があります。レッスン12−9では1から19までの数も併せて練習してください。
最後に、million(100万)、billion(10億)、trillion(1兆)に対するイメージを作っておく必要があることを申し添えておきます。何を対象にしてもかまいません。たとえばone
millionでは「100万円の札束」をイメージし、one billionでは「アメリカの一流プロ野球選手の年俸」というのはいかがでしょうか。one
trillionは「大手銀行の不良債権」かな。……でも、数が大きすぎてイメージできかねますね。
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