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■英語学習室(12−5)シンタックス法(16)“Simple
is Best”(12)より
2003.4
■仮主語を it とするときの take の周辺事情
レッスン12−8に it が仮主語になる例を取り上げています。とりあえず使用例を見てみましょう。
Q : How long / does it / take / to get / to Ala
Moana Shopping Center?
A : It / takes five minutes / by bus / or / it's / about a twenty
minute walk.
Q : How long / does it / take / to get / to the airport?
A : It's / about a twenty minute ride.
上の文が路上で、下の文がバスに関して、「時間がどれくらいかかるか?」についての問答ですが、両方とも質問の
it が to get 以下であることが答の形から読み取れます。すなわち、it が何であるかが質問の中に示されているので、答は主語を
it で示すだけで事足りるのです。
路上の文例の答として、動詞文と be 動詞文の2つを1つの文にまとめていますが、分解すると下記のようになります。
It / takes five minutes / by bus.
It's / about a twenty minute walk.
上が「動詞文」で、下が「be 動詞文」です。動詞文のほうは<S+V+O+A>型で、be
動詞文は<S+ beV+C>型になっています。
動詞文では takes five minutes のVOの部分が核になっていて、手段を
by bus という形の副詞類で示しています。
be 動詞文におけるCは、5つの単語から成っていますが、最後の walk が名詞で、その前の4語はいずれも最終的に
walk を修飾しています。
ついで、3つ目の例として飛行機での所要時間をたずねる例が出ていますが、そのやりとりを見てみましょう。
Q : How long / does it / take / to get / to Japan?
A : Ten hours and fifty five minutes.
答の文は it's が省略されて、Cだけが残された省エネ文です。そのCの部分は6語から成りますが、最後の
minutes が名詞で、その前にある5語はいずれも直接・間接的に minutes を修飾しています。
つまり、相手からたずねられたとき、その返事の多くに省エネ文が使われますが、文の要素がCのときは「名詞」であることが多く、しかも5語前後から成る形が多くあります。5語がまとめて無意識に口から出てくるよう練習しておく必要があります。
3番目の答では and という接続詞が割り込んでいますが、前置詞の of が加わる例も少なくありません。したがって、省エネ文の名詞に、いろいろ修飾語がくっついている形で取り出して練習しておく必要があります。
なお、ここで使われる動詞の take は「(時間・場所・労力などを)必要とする」という意味の語で、しばしば
it を仮主語とすることを付け加えておきます。
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