■gookとhubba-hubba

2003.1.14(火)

 語源不明の言葉は丸暗記するしかない。gookは、広義には「東南アジア人」または「東洋人」を指し、狭義には「北ベトナム人」または「ベトナム人」を指す。もとはフィリピン人に対する呼び名であったとか。
 そして、現在は「敵対者」「変な奴」「粗野な人」「浮浪者」などにもこの語を当てている。cuckoo(カッコウ→馬鹿者)から転じたkook(変人)と関係が深いという説もある。
 ところが、バブ・ゴーデンが新説を発表した。彼は韓国語に堪能で、朝鮮戦争時代にこの語が生まれたのではないかと言う。しかし、この戦争は1950年代の初めで、gookはどうやら1930年代の半ばに使われた例があるようだから、バブの新説は成り立たないが、面白い話だから、バブの生の声を聞いていただきたい。

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 なお、バブの話の中に出てくるhubba--habbaは第二次大戦後のGIたちがよく口にしていた言葉で、これはペリー・コモ(Perry Como)が戦争中に歌ったBig You Laterの中に“A Hubba-Hubba-Hubba.”という形で出てくる。“Hurry up!”の意味で使われるが、由来は「美女を見て喜ぶときの喚声」らしい。「別嬪さんを早く見に行こうぜ」というときに使ったとか。
 gookもhubba--hubbaもアメリカの軍人がよく使う言葉だが、米軍とくにマリン・コーには特有の俗語がたくさんある、とバブがいろいろ教えてくれた。ともあれ、辞書を見ても、gookもhubba--hubbaも語源不明とある。

(バブ・ゴーデン)

(バブ・ゴーデン)