■“May I help you?”を使いましょう

2002.3.6(水)

 今日もまた思い出し日記ではなくて、最近あったことです。タイトルを変えるべき(笑)?
 先週末、うちの近くの郵便局に定期預金をしに行ったときのことのです。人がすごく多くて、かなり混んでいたので、番号札を貰って順番を待っていました。ふと隣の窓口を見ると、白人女性が一生懸命カタコトの日本語で窓口のおじさん局員に何かを訴えていました。彼女のカタコト日本語と郵便局員のカタコト英語の交流がタイヘンそうなので、

  Excuse me, mam. May I help you?

と声をかけました。私の英語もたいしたことないのですが、おじさんよりはマシだと思ったし、外国でこういう事務的な手続きをするときは普段より正確な語学力が必要だし、とくにお金に関することはすごく重要なことなので、自分の意思がきちんと正しく伝わっているのか、相手がそれに対して何と答えているかどうか、すごくナーバスになると思うのです。
 私もアメリカでカードとか銀行関係のこと、ビザに関係すること、そういう事務手続きのとき、相手が早口で喋りたおしてくるので、自分が「こうしたい」と思ってることが正確に伝わっているのか不安でした。そんな自分を思い出したので、少しでも役に立てるかな?と思って声をかけました。
 彼女はオーストリアから来ているそうで、オーストリアの銀行のキャッシュカードを見せて、その口座に送金したいとのことでした。それを郵便局の人に伝えると、「郵便局からその銀行に送金はできませんが、銀行からならできると思うので、お近くの銀行に行かれてはどうですか?」とのことでした。その旨を彼女に伝えると、

  Thanks for your help. I appreciate you.

と言って、銀行に向かいました。「銀行にも一緒に行ってあげましょうか?」と言おうと思ったけど、私もそのあと用事を控えていたので、そこまでは付き合えませんでした。果たして、彼女はちゃんとオーストリアに送金できたかな……?
 こんなふうに、私は「ちょっと困ってるのかな?」という外人さんに出くわしたとき、留学前からですが、かなり貧相な英語にもかかわらず、けっこう話しかけていました。
 勇気がいるのって、最初に話しかける一言だけですよね。出だしの場面をスムーズにすらすらって言えれば、そのあとに続く会話もなんとなく、なんとなくですが、堂々とおどおどせずに、それがたとえカタコトか文法的に正しくない英語であっても、前に進めるような気がしません?ですから、とくに最初のひとことを頭で考える前に、口から自然に出てくるくらい練習しておきましょー!
 私がいま思いつく例文は数が少ないし、次に挙げる例が適切かどうかちょっと不安です。

  May I help you?
  How can I help you?
  Do you need any help?
  Do you need some help?
  Are you in trouble?
  What's the matter with you?
  Is there something wrong?
  Is there anything wrong?

上の例文とはちょっとニュアンスが違うけど、場面によっては次のようなフレーズも使っています。

  What are you looking for?
  Where are you going?
  Mom, what're you doing here?

 これくらい知ってれば何とかなってます。
 ところで、韓国通として知られる女優兼エッセイストの黒田福美さんが『アエラ』のコラムに「今年開催のサッカーW杯に向けて、日本の共同開催国の韓国では、さまざまな外国人観光客対策がなされていて、漢字表記、外国語の地図の用意、ボランティアが常駐するインフォメーションがあちこちにできるなど、3年かけて準備をしてきているのに比べて、日本ではまだ何もなされていないように見えて、危機感を感じる」てなふうなことを書いていました。
 私たち個人個人ができることはささやかですが、せっかく遠くから日本に来てくれるのですから、困っている外国人がいたら、少しでも役に立てればいいかなと思ってます。