■「女性ハリケーン」にひとり思いを巡らす

2003.9.29(月)

 台風来襲で東京は急に涼しくなりました。涼しいというより、いきなりなので、むしろ寒く感じるくらいです。あまりに急なお天気の変調ぶりに、衣替えが間に合わず、とりあえずまだ夏服で凍えながら過ごしています。
 先週末は沖縄方面でも大きな台風が上陸して、暴風雨が吹き荒れていたみたいだし、東京は雨ばかりでした。
 ところかわって、アメリカには日本列島を丸ごと包んでしまうほどのハリケーンが来たようです。日本では台風を「台風1号、2号、3号……」と番号で呼びますが、この前、アメリカ東海岸に上陸したハリケーンの名前は「イライザ!」でした。
 なんで女の子の名前?私にはものすごく違和感があります。日本でもし同じ名付け方をしたら、と想像すると不思議な感じがします。
 だって、ニュースキャスターが真面目な顔をして、「大型台風キヨコは進路を北東に変えて、日本列島に上陸する模様です。この大型台風キヨコが東京を直撃した場合、首都圏の交通手段は麻痺し……」とか言うことになるんですよね。その年の台風と同じ名前の子はラッキーだという迷信があったり、逆にイジメがあったり、赤ちゃんが生まれたらその年の台風と同じ名前をつけることがブームになるとか、いろんなドラマが生まれそう。ちなみに、これらはすべて私の妄想ですから、あしからず。
 たしかに、アメリカと比べると、日本の「台風1号、2号……」は味気なく、退屈で、何の想像力もかきたてられないですね。「何も想像する必要はない」と言われれば、たしかにそうなんだけど〜。
 ところが、ちょっと調べてみると、アメリカの女の子の名前のハリケーンたちについて次のような話がありました。

  A few years ago, the girls complained to the weather service, and
  claimed sexual discrimination. Now, they name them for men and
  women' s names.

 「いつも女の名前であるのは性的差別だ!」とクレームが出たわけで、現在は男女の名前を交互に付けているのだそうです。そこで、「どんな名前をつければいいんだろう」って、ラブ・オーシュリに他愛もない内容のメールを出したら、こんなお返事が−−

  Actually, I do NOT like either the Japanese or USA system of naming. My own idea is to give them funny names. You know, instead of the Japanese TAIFUU HACHI-GO or JU-NANA-GO, the Rob Oechsle system will give it a name like TAIFUU HANA-WO-KAMU or TAIFUU ME-WO-TSUKU. Yes, the Rob Oechsle system is the best in the world ! But, Japan and America never listen to me !
  Someday I will be King of the World, and then I will fix Japan and America. Please wait, ok ?

 ですって。とってもラブさんらしくて、温かみがあって、おもしろいと思ったので、プライベートなメールでありながら、了解を得て、ここに紹介させていただきました。“the Rob Oechsle system”を採用されたい気象予報士の方は彼にご一報を!