■まずは機上での口慣らし

2003.11.25(火)

  今回から具体的なフレーズをあげて英語体験記を綴っていきたいのですが、思いつくままに書いていくと、私の悪い癖で、話がバラバラになって、あっちこっちに迷走しそうなので、テキストとしてバブ・ゴーデンの『アメリカ旅行の英会話文法』を教科書にしたいと思います。一応、私の海外旅行時のバイブルなので−−。
 旅の始まりは、まず飛行機の機内から。長時間のフライトはツライ、とみなさん口々におっしゃいますが、私は神経が図太いのと、体が小さくて、(痩せている、というわけではなく、タテが短いんです)、どこででも平気で眠れるため、そんなに苦ではありません。しかも、体育座りで(笑)。その姿勢で毛布をすっぽりかぶり、ぐっすり眠っているのは、はたから見ると、かなり奇妙な姿だと思いますが、試行錯誤の結果、網み出した私のベスト就寝スタイルなんです。
 これからの旅の始まりに、胸をわくわく躍らせながら、席を探してぐんぐん後方へ。なだぜか、私の座席はいつもかなり後ろのほうなんです。お目当ての列に到着。でも、「アレ?自分の席に知らない人が座ってる?」なんてことがたまにありますよね。そんなとき「ここ、私の席ですけど」と言うより、「すみませんが、ここはあなたのお席ですか?」と聞いたほうが、かどが立ちませんよね?それは日本語も英語も同じことなので、自分の席とおぼしきところにほかの誰かが座っていたら、そのまま

   Excuse me. Is this your seat?

と聞けばOK、No problem です。では、dialog として私の実話を。仮の名をジョージさんとしておきます。

  Kiyoko : Excuse me, sir. Is this your seat?
  George : I think so.
  Kiyoko : Oh, my seat is 48C.

 自分が間違えちゃいました(笑)。間違いをそっと相手に教えてあげようと思って、自分ではさりげなく颯爽と言ったつもりだったのに……とんだ赤っ恥!でも、飛行機の座席の表記って、微妙に席の斜め上くらいにあって、間違えやすいよね。こんな体験したのは、きっと私だけじゃないはず!?
 自分の席に着いたら、読書用の本やウォークマンなど自分の身の回りの手荷物を出したあと、ほかの荷物は頭上の棚に入れます。私は、とある事情で座席の上の荷物棚に荷物を置きません。とある事情って?背が低いからです(笑)。かなり背伸びしないと届かないんです!爪先立ちで重いものを持ち上げようとすると、フラフラして、ちょっぴり恥ずかしいので、いつも前の座席の下に収納しています。それがちょっとはみだしていると、たちまちスッチーさんがやってきて、

  Stewardess : Excuse me. Could you store your bag under the seat, please?
  Kiyoko  : Okay.

てなことになります。store と聞いて、「お店?!ナンデこの状況でどんなお店が出てくるの?!」と5年くらい前の私のように慌てないでください。store には「蓄える、保管する、しまっておく、供給する」などの動詞もあるのです。ここでは「しまっておく」の意味ですね。
 この文で最も重要な「メッセージ」は‘store your bag’です。「場所」を示す‘under the seat’と丁寧さを表わす‘could you’が前後にあるだけですから、この文を応用していろいろなことが言えます。

(Kiyoko)

×    ×    ×

 文中の会話文は『アメリカ旅行の英会話文法』P.12に出てくるものと同じですが、丸暗記はおすすめできません。こうした文が現場で「とっさのひとこと」として口から出てくるには文の「構造」を身につけるしかほかに手立てはありません。“Could you 〜?”の応用の仕方は P.100 にあります。
 なお、アンケートにお答えいただいた5名の方には抽選で本書をプレゼントさせていただきます。

(編集部)

(12月分の締め切り/12月20日)